今年(2011年)の夏の甲子園のテレビ中継。
神村学園の監督さんの解説の中で
非常に納得のいくコメントがありました。
その解説とは
相手を助けることはしないで
相手が嫌がることをする。
というものでした。
ベスト8のある試合。
攻撃側の打者が
相手投手の投じるストライクゾーンぎりぎりの
ボール球3球。
この3球全てに手を出していました。
結果出塁できませんでした。
結果として相手投手を助けたことに。
そのとき神村学園の監督さんは
この3球手を出さなければ
フォアーボールでしたねと
コメントしていました。
「私ならツーストライクまで待ての
サインを出しますね・・・」とも。
待てでいけばフォアーボール。
ヒット1本分の重み。
3振か出塁か。状況によっては
メチャクチャ大きな違いになります。
ランナーが1人出るか出ないかで
試合の展開は全く違ったものになる。
相手を助けることはしないで
相手が嫌がることをする。
相手投手の状況を吟味して
打つのではなく待つ。
こういった状況判断は勝負を大きく左右します。
スポーツマンシップに則って
正々堂々と全力でぶつかるのが
高校野球ですが・・・
「ツーストライクまで待て」。
神村学園の監督さんの解説が
とても印象的でした。
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