AX 甲子園観戦記

第84回選抜高校野球大会の見どころを

いったいどの高校が実力を充分に発揮する確率が高いか?

 

という視点で考えてみた。

 

『甲子園』という

 

 ststion_3.jpg

【阪神甲子園駅のホーム】

 

普通の高校生にとっては非日常的な大舞台で

実力を発揮できる確率が高い高校はどこか?

 

それは場慣れしている高校!!

であり

 

甲子園出場経験者の多い高校で

あるはずだと考えた。

 

そこで

第84回選抜高校野球出場校の中で

昨夏から連続で甲子園に出場している

高校を調べてみると。

 

第93回(2011年)の夏の甲子園から

連続出場している高校は以下の8校。

 

光星学院(青森県)

花巻東高(岩手県)

聖光学院(福島県)

健大高崎高(群馬県)

作新学院(栃木県)

横浜高(神奈川県)

智弁学園(奈良県)

神村学園(鹿児島県)

 

さらに

93回夏の甲子園初戦の出場選手数

(当時2、1年生)

 

光星学院(青森県)・・・3人

花巻東高(岩手県)・・・5人

聖光学院(福島県)・・・2人

健大高崎高(群馬県)・・3人

作新学院(栃木県)・・・5人

横浜高(神奈川県)・・・5人

智弁学園(奈良県)・・・5人

神村学園(鹿児島県)・・0人

 

という結果だった。

 

また、エースピッチャーが

連続出場していると

チームとして実力を発揮する確率は

より上がるだろう。

 

花巻東高(岩手県)

作新学院(栃木県)

智弁学園(奈良県)

エースピッチャーは夏春連続出場だ。

 

花巻東高と智弁学園は

バッテリーで連続出場している。

 

ということはチームの軸が他校に比して

安定していると言える。

 

この8校の勝ち上がりが

第84回センバツ高校野球の

大きな見どころになると思う。

 

8校が順当に勝ち上がるか?

それともこの8校を上回る高校が出てくるか。

 

それにしてもこの8校が

トーナメントのベスト8まで勝ち残ると

 

高校野球ファンにとっては

たまらない好カードが組まれることになる。

 

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【第81回選抜高校野球大会開会式の模様】


第84回選抜高校野球大会は


2012年3月21日から
12日間の日程で行われます。

楽しみですね。


■第84回選抜高校野球大会出場校■

【北海道】

北照高 4回目

【東北】

光星学院高 (青森県) 6回目
花巻東高 (岩手県) 2回目
聖光学院高 (福島県) 3回目

【関東】

 浦和学院高 (埼玉県) 8回目
 作新学院高 (栃木県) 9回目
 健康福祉大高崎高 (群馬県) 初出場
 高崎高 (群馬県) 2回目
 横浜高 (神奈川県) 14回目

【東京】

関東一高 4回目

【北信越】

 敦賀気比高 (福井県) 4回目
 地球環境高 (長野県) 初出場

【東海】

 愛工大明電高 (愛知県) 9回目
 三重高 (三重県) 11回目

【近畿】

 智弁学園高 (奈良県) 8回目
 天理高 (奈良県) 22回目
 近江高 (滋賀県) 3回目
 履正社高 (大阪府) 4回目
 大阪桐蔭高 (大阪府) 5回目
 鳥羽高 (京都府) 4回目


【中国】

 鳥取城北高 (鳥取県) 初出場
 倉敷商 (岡山県) 3回目
 早鞆高 (山口県) 初出場

【四国】

 鳴門高 (徳島県) 7回目
 高知高 (高知県) 16回目

【九州】

 神村学園高 (鹿児島県) 3回目
 九州学院高 (熊本県) 5回目
 別府青山高 (大分県) 初出場
 宮崎西高 (宮崎県) 初出場

【21世紀枠】
 女満別高 (北海道) 初出場
 石巻工 (宮城県) 初出場

 洲本高 (兵庫県) 3回目


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自宅で古新聞を片付けていたら

今年(2011年)の4月13日の新聞が目に止まった。

 

今年のプロ野球は

セ、パ両リーグとも4月12日同時開幕だった。

 

だったら4月13日の新聞に

セ、パ両リーグ4月12日同時開幕の結果が

出ているはずだと思い新聞を広げた。


 kachiwari2.jpg

 【夏の甲子園名物かちわり】


セ、パ両リーグの先発メンバーを

ぼんやり眺めながら

 

今年のプロ野球開幕レギュラー選手の中に

いったい何人の甲子園出場経験者がいるのかな?

と疑問に思い調べてみることに・・・

 

結果としては

セ、パ両リーグ先発出場選手の合計が114人。

そのうち外国選手の20人を引くと94人。

 

セ、パ両リーグの先発日本人選手94人のうち

甲子園出場経験者は53人で約56%。

 

広島カープが最多の7人だった。

 

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2011年夏の甲子園の決勝は
日大三高の優勝で幕を降ろした。

日大三高は11−0という大差で
光星学院に勝利した。

saitoyuki.jpg
【2006年夏の甲子園決勝 斎藤祐樹投手】

平成20年の決勝は
大阪桐蔭高 17 0 常葉菊川高

平成22年の決勝は
興南高 13 1 東海大相模高
と大差がついている。

近年の甲子園の決勝戦は
大差の試合が多いいなと思い
少し調べてみた。

第67回(昭和60年)大会から
第93回(平成23年)大会までの
27年間で

10点以上の得点があった試合が8試合。

そのうち10点以上の大差が
ついたのが4試合だった。

10点以上の大差がついた4試合のうち
3試合がここ4年の間に集中していた。

最も大差がついたのが
平成20年の90回大会で
大阪桐蔭高が17点差・・・。

個人的な希望としては
大差のつくゲームよりは接戦で
あって欲しいなと思う。

平成18年の決勝戦は
引き分け再試合にもかかわらず

早稲田実業 駒大苫小牧高
というスリリングな試合を繰り広げた。

本当にいい試合だった。

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日大三高VS智弁和歌山高戦を観たあと。

 

球場を出てホテルに向かう両校の選手たちを

見れたらいいなと思い


甲子園球場の8号門あたりまで行ってみた。



victoryhistory.jpg

【甲子園球場8号門付近】


試合終了後の選手たちは

甲子園球場バックネット裏の後方にある

ゲートから出ていくはず。

 

案の定、ゲート周辺には

数人の女の子が並んでいた。

 

あっ、やっぱりなと

通用ゲートの中を覗き込んでいたら

 

警備員さんが出てきて

「選手達はここからでていきませんよ」と言う。

 

何年か前まではここから出て行ったはず

なんだけどな???残念!と思いながら

 

選手たちを見るのをあきらめて

阪神甲子園駅に向かって歩き始めると

 

ビックリ!!

 

翌日の試合のために並ぶ人達が

ディレクターズチェアやブルーシートらしきものを

敷いて場所取りを開始していた。

 

narabuhito.jpg

【場所取りする高校野球ファン】

 

確かに明日からベスト8。

好カードが目白押しになるんだけど・・・

 

炎天下で何試合か見たあと

翌日のベスト8を観るため行列をつくる

高校野球ファンはスゴイ。


頭が下がる光景でした。


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今年(2011)の夏の甲子園のテレビ中継。

 

神村学園の監督さんの解説の中で

非常に納得のいくコメントがありました。

 

その解説とは

相手を助けることはしないで

相手が嫌がることをする。

 

というものでした。

 

ベスト8のある試合。

 

攻撃側の打者が

相手投手の投じるストライクゾーンぎりぎりの

ボール球3球。

 

この3球全てに手を出していました。

結果出塁できませんでした。

 

結果として相手投手を助けたことに。

 

そのとき神村学園の監督さんは

この3球手を出さなければ

フォアーボールでしたねと

コメントしていました。

 

「私ならツーストライクまで待ての

サインを出しますね・・・」とも。

 

待てでいけばフォアーボール。

ヒット1本分の重み。

 

3振か出塁か。状況によっては

メチャクチャ大きな違いになります。

 

ランナーが1人出るか出ないかで

試合の展開は全く違ったものになる。

 

相手を助けることはしないで

相手が嫌がることをする。

 

相手投手の状況を吟味して

打つのではなく待つ。

 

こういった状況判断は勝負を大きく左右します。

 

スポーツマンシップに則って

正々堂々と全力でぶつかるのが

高校野球ですが・・・

 

「ツーストライクまで待て」。

 

神村学園の監督さんの解説が

とても印象的でした。

 

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阪神甲子園球場の・・・
そして夏の甲子園名物『かちわり』は
なかなかの優れものです。

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【夏の甲子園名物かちわり】


値段も200円とリーズナブル。

かちわり購入直後は
首に当てたり、おでこに当てたりして体を冷やす。

kachiwari2.jpg

【夏の甲子園名物かちわり】


そうしていると
徐々に氷が溶け出して
ビニール袋のそこに水が溜まりはじめる。

水が溜まってきたのを確認したところで
ビニールを少しだけ裂いてストローを差し込み
冷たい水を飲む。

kachiwari3.jpg

【夏の甲子園名物かちわり】


乾いた喉をキリッと潤してくれます。

右斜め前に座ってらした
おじさんも『かちわり』を買っていた。

このおじさんが手慣れていて
『かちわり』を上手に使いこなしていた。

夏の甲子園で『かちわり』をいかに使いこなすか。
勉強になりました。

kachiwari4.jpg

【夏の甲子園名物かちわり】


ちなみに『かちわり』は上手くやれば

1試合分の時間くらいはもちこたえます。


甲子園出場校の検索できます↓↓↓

WEB甲子園



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両校ともに大会を代表するレベルの重量打線。

試合前の予想としては、日大三高のエース吉永君が

いかに智弁和歌山高の打線を抑えるかに

尽きるだろうなと思っていた。

この試合だけは
この目で見なければと甲子園球場へ。


阪神電車に乗り換えるため梅田の地下街を
歩いていると『習志野』の文字が入ったTシャツを見た。
気持ちが高揚する。

阪神梅田駅で520円の往復券を買って
甲子園球場に向かう。

一駅一駅、阪神甲子園駅が近づくごとに
ワクワク感がドンドン高まる。

阪神電車駅に到着。

割とすんなり改札を出ることができた。


ststion_1.jpg

【阪神甲子園駅のホーム】



ststion_2.jpg

【阪神甲子園駅のホーム】



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【阪神甲子園駅のホーム】



ststion_4.jpg

【阪神甲子園駅のホーム】



ststion_5.jpg

【阪神甲子園駅のホーム】


改札を出て右に曲がり信号待ち。
いつものパターン。


ststion_7.jpg

【 阪神甲子園駅 】



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【駅から甲子園球場へ】



studiam_2.jpg【駅から甲子園球場へ】

横断歩道の向こうに
高校野球ファンの流れが見て取れる。
かなり熱気ムンムンだ。


studiam_3.jpg

【甲子園球場周辺の風景】


信号が青に変わり球場に向かって歩く。
三塁側内野席に長い行列ができている。

こんな行列はじめて見た。
甲子園人気スゲーと思わず独り言がでてしまう。

予想通り外野席以外の観覧席はほぼ売り切れ状態。

家を出る前に見ていたテレビ中継でも
満員が出ていると言っていた。

レフト側外野席入れるかなと
少し不安な気持ちになって急ぎ足になる。

球場の外壁沿いに歩いていると
日大三高のユニフォームをきた一団に遭遇。

こんなアクシデントがある
甲子園球場の周辺は本当にたのしい。


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【甲子園レフトスタンド入場ゲート】



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【甲子園レフトスタンド下の通路】


レフトスタンド入口は入場制限されていなかった。
なんとかかんとかレフト外野席に席を確保。


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【甲子園名物のかちわり】 


良かった!!  


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【甲子園レフトスタンド最上段からの眺め】


試合は結果からいうと6?4で日大三高が勝った。
『ノーガードの打ち合い』のような
打撃戦にはならなかった。


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【智弁和歌山高校応援団】


日大三高の先発はエースの吉永投手。
吉永投手は終始140キロ台のストレートを投げ続けた。

2日前に160球を超える球数を投じたにも関わらず・・・


圧巻は8回の最速149キロのストレート。
天性の強い地肩を持っているのだろう。


日大のキャッチャーのタイムの取り方は上手かった。
4回にいきなりコントロールを乱した吉永投手だったが

キャッチャーが歩み寄って声をかけたら
見事に修正して立ち直った。
バッテリーの相性は抜群のようだった。

一方、智弁和歌山高。
どんな強打線も対戦投手がいいと別物に見えるもの。
この試合に限り智弁和歌山高がそうだった。


backscreen.jpg

【甲子園球場バックスリーン】


4点は取ったものの要所を押さえられ
ビックイニングを作れなかった。


日大三高の地力はバントの上手さにある。
打撃力だけではない。

それとなかなかミスをしない。

だから付け入るスキが少ない。


強い野球チームの条件を満たしている。

きっと日頃の練習で
ギリギリまで追い込んでいるのだろう。

想像力を最大限に駆使したイメージトレーニング。
それがTPOに的確に対応したプレーをさせる。

日大三高対智弁和歌山高校。
この試合を見て
日大三高が優勝候補筆頭になった。


同時に5年前の夏の甲子園の決勝戦も思い出した。

駒大苫小牧高VS早稲田実業。

田中将大と斉藤祐樹の対決。


両チームとも一球に対する集中力がスゴかった。

ゲームを壊してしまう致命的なミスを
絶対しないという意志、意識をハッキリ感じた。


両校ともミスの少ない大人のチームだった。



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2011年8月6日の土曜日。

第93回全国高等学校野球選手権大会を

観戦するため甲子園に行った。

阪神高速神戸線の武庫川出口を降りて
国道43号を三宮方向に少し走ると
左手に阪神甲子園球場が姿をあらわす。


koushien_mae.jpg

【甲子園球場付近】


駐車場を探そうと思い
ららぽーと甲子園の前を
通り抜けてしばらく道なりに
車を走らせていると・・・

なんと開会式を終えた甲子園球児達が
普通に歩いているのを発見。

どうやらバスの駐車場に
向かって歩いているようだ。

花巻東
北海
白樺学園

花咲徳栄など


hokkai.jpg

【北海高校の選手たち】


hanamaki_higasi.jpg

  【花巻東高校の選手たち】 


球場以外の場所で甲子園球児を

見ることができた。


ここ最近の球児はスタイルが良い。
これが率直な感想だ。

特に花巻東と白樺学園の背番号1の選手は
背が高く顔が小さい

まさに八頭身というやつだった。
とても印象深く残っている。

早起きができなくて開会式を観ることが
できなかった後悔がきれいに吹き飛んだ。

ラッキー!!

来年のセンバツの時も来てみたい。


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成田高校 対 関東一高

成田高校がエース中川投手の
4試合連続完投勝利で

夏の甲子園ベスト4進出を決めた。

スコアは6対3。
中川投手の投球数は144球。

成田高校はエースの快投で快勝したというわけでもなく

関東一高の強力打線に
ヒットは打たれるものの
大崩れせず凌ぎきったという印象のゲームだった。

1回戦の智弁和歌山戦の中川投手を見た時は
その豪腕ぶりに驚かされたんだけど・・・

2回戦、3回戦はアベレージピッチャーに
なってしまった気がする。

それにしても気になったのは
最終回の関東一高の走塁。

1アウトランナー2塁のチャンスでバッターが
いい当たりのピッチャーゴロを打った。

この時、2塁ランナーは飛び出してしまい
2、3塁間に挟まれてアウト。

結果的には打者走者がなんとかかんとか
セカンドベースまで走ったので
ランナーが入れ替わった格好にはなったが・・・

ピッチャーゴロの場合
セカンドランナーは飛び出してはいけない。

たとえピッチャーゴロと判断した打球が
センター前ヒットになって
得点を逃したとしても仕方ない。

2アウト以外のアウトカウントで
2塁ランナーの判断は難しいのはわかるけど

ランナーは落ち着いた判断を
しなくてはと思った。


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動画コーナー



【吉永投手の力投】


【日大三高の試合前の挨拶】


【智弁和歌山の応援】


【青木投手と横尾選手の対決】


【智弁和歌山の応援】


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